みなさん、こんにちは! 服部みれいです。
今日も、健一自然農園で
農業体験をしてきた、
マーマーガールのみわこさんの
2日目からのレポートです。
う〜ん、古民家ライフ、おもしろそうですねーーー。
では、さっそくどうぞ!
***
次の日は、伊川さんや
この村に移住してきた若い世代の方たちが中心となり行う
ファーマーズマーケット第一回が開催され、
わたしもイベントのお手伝いをさせていただきました。
村の農家さんたちがつくる
美味しいごちそうや温かい交流。
もともと村に代々暮して農業をしている農家の方たちと、
ここへ移住してきた人たちが
一緒になって楽しんでいる姿がとても印象的でした。
その晩も古民家でみんなで食事をし、
おしゃべりをし、神様カードひいたりしてあそんで……。
初対面のひとたちばかりなのに
まるで昔からの知り合いのような
そんな懐かしい気持ちがこみ上げてくるひとときでした。
2泊3日の農業体験(といっても実際は半日)は
あっという間に終わりました。
帰り際に、初日に
伊川さんが迎えにきてくれたバス停のある道の駅で
会計の際に何気なく買ってもらった
地元でつくられている草餅を伊川さんと一緒に食べました。
この村にきて最初に食べたのも
最後にたべたのも草餅だったので
草餅にはじまり、草餅に終わる
そんな農業体験でした(どないやねん!)。
この体験で、私が感じたこと。
伊川さんは
シエスタの時間帯のおひさまみたいな人でした。
このために生まれてきた人なのかなって思いました。
灼熱の太陽というよりはぽかぽかの「おひさま」。
そこで働くスタッフの方たちはみなさん個性豊か。
でもちゃんとまとまってる感じで、だけども組織……。
いや、組織という表現とも何か違うような。
みなさん自然体でありのままのびのび生きている。
人も触れるものに似るといいますが
まさにここの農園のお茶のよう。
伊川さんも同じ奈良県出身とはいえ
別の場所から移り住んできた「よそ者」という目で見られることも
これまでにあったろうし、
農業は天候にも左右されるし
体力仕事もあるしそんな中でスタッフの雇用もして
継続してやっていかないといけない(もちろん他の業種もですが)
お仕事だと思うので
決して生半可ではできない厳しさも孤独も
たくさん感じられたことと思います。
だのに。
伊川さんはおひさまみたい。
たった一度しかお会いしていないひとのことを
こんなふうにまとめるのも失礼な話ですが……。
自然農法で丹精込めてつくられるお茶が美味しいのはもちろんのこと、
伊川さんをとり囲むイキイキと働く
スタッフの方や地域のひとの笑顔にも
そのおひさまのぽかぽかと温かいシンパシーをみなさんが感じて、
共有し合っているように感じました。
物々交換。
これはお金では買えない、
田舎ならではの独自通貨のようにも感じました。
(さらに続く!)
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