アーカイブ:2014年10月

【成婚レポート!!】農場へお嫁入りするマーマーガールの物語(その2)/農家さん、そしておいしい野菜との出会い

みなさま
こんにちは。

hatano

マーマーな農家サイトボランティアスタッフの
はたのかずえです。

シリーズでお送りしております
農業体験をきっかけに、農家さんにお嫁入りすることになった
まきこさんのご成婚物語。
今回は、第2話となります。

第1話はこちら。

雑誌記事でビビっときたまきこさん。
おひとりで農業体験に参加されます。

さて、その後の展開は……。
では、さっそくどうぞ~!

*******

4月上旬の約束の日、駅での待ち合わせでした。

道路脇に軽トラが一台、その脇にクマのような男性がひとり。
「もしかして、あの人かな?」とおそるおそる近づくと、
はたして農場の人でした。

第一印象は、「この人についていって、大丈夫なんだろうか……」。
完全に怪しい人扱いでした。
少なくとも、今まで自分のまわりにいないタイプの男性だったので。


駅から車で20分ほど走ったところに、農場はありました。
畑は約3反(借地)、当時植えられていたのは
ニンジン、ネギ、カブ、ジャガイモ、トウモロコシ、
タマネギ、レタス、アスパラ、ミズナ、数種類のハーブなど。

畑を歩きながら肥料や種のこと、
お母さんとふたりで運営していること、
販売は宅配をメインに行っていること、
畑とは別の場所にある水田(仲間と共有)のことなど
熱心に話してくれました。

その後は作業をお手伝いさせていただくことになり、
カブとハーブの種まきをやらせてもらいました。
途中でにわか雨に降られたり、しゃがんだままの体勢で、
デスクワークに慣れてしまった太ももや腰が痛みました。
それでも不思議と
「もう無理……!」という気にはなりませんでした。
「土の上を歩き、土を触るって、なんだか気持ちいいな」
というのがその日の感想です。

作業を手伝ってもらったお礼にと、
ニンジンやカブ、レタスなどいただいてその日は終わりました。
茹でたり焼いたりといったシンプルな調理で食べてみたところ、
「野菜の味がする!」
ということにまず驚きました。

口当たりよく、どんな料理にも馴染む、
というのが今までの野菜のイメージでしたが、
そこの野菜は、ニンジンはニンジンの、カブはカブの、
それぞれの甘みや苦みや歯ごたえ、
香りがぱんぱんに詰まっていて、個性を主張しているのでした。
うまく言えませんが、素材ではなく、
それだけで立派な「たべもの」なのです。

それから3か月ほど農場の野菜を食べ続けていますが、
今までどんなに野菜を食べても、便秘症で顔色が冴えなかったのに、
みるみる便秘が解消され、しだいに顔色も良くなっていきました。
今まで必死に食べていたあの野菜は、
いったい何だったのだろう……。

その次に農場へ行ったのは5月、GWの2日間でした。

(第3話につづく~)

LINEで送る

【成婚レポート!!】農場へお嫁入りするマーマーガールの物語(その1)/きっかけはこんなこと

みなさま
こんにちは。

hatano

マーマーな農家サイトボランティアスタッフの
はたのかずえです。

フェスまで1か月を切りました。

2日目に開催されるお見合いは、女性からのお申し込み殺到で
熱気ムンムンな感じです。

参加されるみなさま。
どうぞ、いろいろと妄想をふくらませて
当日を楽しみにしてくださいね。

さて、そんなドキドキ、ワクワク気分を
さらにもりあげるべく……。
本日は、農業体験を通して
農家さんにお嫁入りすることになったまきこさんの
ご成婚レポート♪をお届けいたします。

先日、農家サイトに掲載させていただいた
神奈川県 えんちゃん農場
のえんちゃんとの
とってもすてきな物語です。


数回にわけて配信いたしますので
最後までお楽しみくださ~い。

それでは第1話をどうぞ~!

*******

きっかけは『マーマーマガジン』19号の農業特集でした。
『マーマーマガジン』はそれより1年ほど前から愛読していましたが、
19号に関しては中身の濃さに少々たじろいでしまっていました。

でも、読み進めていくうちに、子どもの頃、いとこの家が当時まだ農家で、
夏休みにトマトや枝豆の収穫をやらせてもらったこと、
小学校の卒業文集か何かに、
「将来の夢は北海道の広ーい畑でじゃがいもをつくる」
(じゃがいもが大好きなので)
なんて書いていたなあ……と思い出し、
野菜をつくることや、畑仕事に興味がある自分、
というのを再発見したのです。


その頃、わたしは離婚して3か月ほど経ったところでした。
離婚は円満に済ますことができましたが、
わたしの両親は既に他界しており、
完全なひとり暮らしとなってしまうため、離婚は勇気のいる決断でした。

それでも、わたしは新しい自分になることを選びました。
幸い職場にも恵まれ、気にかけてくれる親類や友人のおかげで、
はじめてのひとり暮らしもどうにかこうにかやっていました。

それから間もなく、会社の人事異動で職場が変わりました。
今までと業務内容も環境も変わり、
わたしはなかなかそこに馴染めず、
毎日ネガティブな気持ちで過ごしていました。

冷えとりで良くなってきた体調も、しだいに逆戻りしてしまい、
会社を休んで寝込むこともありました。
そんな状況だからこそ、
「この先じぶんはどう生きていきたいのか」を
真剣に考えるようになりました。

「わたしノート」に書き込むだけ書き込んで、そうして得た結論は、

○会社や世の中の景気に左右されずに暮らしたい
○現金は最低限、食べるのに困らなければいい
(というか、仕事を続けてもこの先収入が増えることは考えにくい)
○ならば、野菜くらいは自分でつくって食べる暮らしをしよう
○からだが動く今のうちから10年計画で、
畑作業を学んだり、将来住む家と畑を探してみよう
という人生設計でした。

折しも、「マーマーな農家」サイトがお目見えし、
掲載されている地方の農家さんに、長期休暇のときにでも、
作業体験を申し込んでみようと考えていました。

恋愛はというと、離婚後「恋愛呼吸」にはチャレンジしていたものの、
彼氏ができる気配はなく、
「ほんとに、このまま一生ひとりかもしれないなあ」と思いはじめ、
ますます自分の畑を持つことの必要性を感じていました。

一方で、ひとり暮らしはやっぱり心細い日もあり、
結婚はともかく一緒に農的暮らしができるような、
信頼できるパートナーが欲しいなあ……とも思っていました。
それは今年3月の下旬でした。

職場の先輩が、昼休み中ある情報誌を読んでいました。
それは横浜の特集でいろいろな飲食店が紹介されていて、
「このパンケーキ、すっごくおいしそう~!」という先輩の声につられて、
普段は手に取らないその雑誌を、
帰りに立ち寄った書店でパラパラとめくってみました。

とある見開きのページに「地元野菜を使ったレストラン」という特集があり、
ページのかたすみには、ある農場が紹介されていました。

住所を見ると、それは同じ横浜市内、
しかも見学・作業体験歓迎、とのコメントつき。
農業体験=地方の農家さん、と思い込んでいたわたしは
「なーんだ、ここでお手伝いさせてもらえばいいんだ!
同じ市内なら定期的に通えるし」
と、さっそく雑誌を買って、その農場のHPを見てみました。

親の代からの農家ではなく、脱サラしてはじめた新規就農者であること、
無化学肥料・無農薬の野菜とお米をつくっていること。

プロフィールは冗談めかして書いてあるものの、
しっかり書き込まれたコンセプトから、
強い意志のようなものを感じました。

読み終えてすぐ、
私は農場見学と作業体験の申し込みメールを送りました。

今となっては「よくもまあ、ひとりで行こうと思ったものだ……」
と思いますが。


(第2話につづく~)

 

LINEで送る