2018カレンダー&わたしの手帖⭐︎マーマーな農家サイトで販売決定!

みなさま こんにちは!

 

kobayashi

 

マーマーな農家サイト ボランティアスタッフ
小林加代です。

 

 

 

金木犀がピークの東京地方。

 

窓を開け放っていると
部屋の中まで匂いがやってきて、いい気分!

 

 

 

 

じゃん!

 

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おや? このシルエットは??

 

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み、みれいさん?

 

 

続いて、じゃじゃん!

 

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このたくましい肩幅は、福太郎さん?

 

 

イエ〜ス! イエ〜〜〜〜ス!!

 

 

先日、念願の砂浴に行きましたら、おふたりもにいらっしゃって
一緒に埋まってまいりました〜!

 

いや〜〜〜〜、砂浴!
ぱ、ぱねえ!!!

 

 

わたしは初めての経験だったのですが
なんといいますか・・・

 

出る! 出まくるのです。

 

痛い! かゆい! からはじまって、
感情も我慢していたのかなあというものたちがわらわらと・・・

 

でも、砂に埋まっているだけで
妙な安心感もあって、えもいわれぬ気持ちになるんです。

 

これはいいものだと、心底実感いたしました。

 

出るものはすべて出てよい!と受け入れる器が養われた気がしています。

 

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さて、さて!!

 

今年の日めくりカレンダーも、薄くなってきたなあ〜
と思い始めた今日この頃。

 

「日めくりッコンシャスプランカレンダー2018」
「わたしの手帖2018」の発売が決まりましたね〜〜!!!

 

カレンダーの表紙、見ました?! 

 

あたりくんのおじさん具合といったら!
ああ、もう! かわいいなあ〜〜〜〜♡

 

そしてそして、手帳のカラーは、ゴールド!
なんてなんていい色なんでしょうね!

 

わたしも来年は、2冊使いしちゃおうかなあ〜〜〜と今からムフムフしています。

 

 

 

こちらのカレンダーと手帖!
農家サイトでも販売いたしま〜〜〜〜〜〜す!!

 

 

やっほ〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!

 

 

 

農家サイトをご活用してくださっているマーマーガールへ、マーマーボーイへ
直接お渡しできる、よろこび!
ほんとうにほんとうにおよろこびさまです!!

 

11月のいじり隊(11月11日発売日!)から、農園でお渡しできます!

 

いじり隊・ご参加のお申し込みとともに、ご予約くださるか
いじり隊開催日に、買いに行きたい!
いう方も大歓迎です。

 

先着順ですが、おまけつきます⭐︎

 

 

いじり隊・開催日は、また追ってお知らせいたしますね。

 

他にもバックナンバーや農家さんの加工品なども並べた
ミニリアルショップを開催の予定です。

 

どうぞどうぞお楽しみに!!

 

 

マーマーな農家サイト
小林加代でした!

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第1回 純粋なものでやっていく

マーマーマガジン 21号『マーマーマガジン』20号の農特集でお届けした、自然栽培を続ける、高橋博さんのお話。21号からはじまった連載を、マーマーな農家サイトに場所を移して続けていきます。
高橋さんの語り口調そのままにお届けします。構成=服部みれい/再構成=松浦綾子

『マーマーマガジン』21号(発行:2014/4/17)より転載

第1回 純粋なものでやっていく

今、食の世界がなぜ「安全・安心」なんていうようになってしまったのか。「安心・安全」なんて本当はあたりまえのことなんだよ。あたりまえのことがやたらとクローズアップされる時代っておかしいんだよ。でもそういうことばがもてはやされるようになった背景があるわけだ。その「背景」を自分もとことん味わった。

わたしが昭和25年に生まれたときは、いよいよ世の中が高度経済成長期に入ろうとしているころだった。人を蹴落としてでもモノと金を集めろという時代。こころを捨てろという時代。そんな街の風潮が田舎にも来て、農業も影響を受けた。
農業には産地間競争というのがあるんだ。片方の産地がつぶれるともう片方が潤う。たとえば、ある土地に大きな台風が上陸して大災害になると、その土地以外の産地の農家たちが喜ぶんだよ。「よかったー」って。人の不幸を喜ぶ職業だ。他人の家に何か不幸が起きて、経営がうまくいかなくなったら、別の家では内心喜んでいるというわけだ。
農産物というのは「1割増えると半値、1割減ると倍値」っていわれているんだよ。市場原理が働いているからね。だから、金を得るために人を蹴落とすことがはじまるんだよ。そうやって自分も汚れていったんだ。
わたしも学校を卒業して、28歳になるまで、そういう農業を10年間やってみたんだよ。最初、「なんという汚い人たちが“百姓”やっているんだ」って驚いたよ。

「よごれる」も「けがれる」も同じ漢字を書くよね。「よごれ」は洗えば落ちるけれど、気持ちの「けがれ」は洗っても落ちないんだ。純粋だった青年時代からどんどんどんどん汚(けが)れていく自分がいるんだ。でも、時代がそうだから、汚れざるをえない。だから、汚れようと構わず一生懸命がんばった。だって、それが一番時代に合った立派なこととされていたからね。

そんな生活を10年間やってみたんだけれど、こころのすみのほうがそれを許さないんだよ。「それでいいのか、おまえ。一生これだぞ」って。人をごまかし、嘘をつき、振ってはいけない農薬を振っちまうんだ。だってわたしが食べるわけじゃないんだから。商品なんだもの、早く市場にもっていって、換金することが目的なんだから。金をもらってきて、いい家に住んで、いい車に乗ることが最終の目的だからね。食べものだと思っていないんだ。商品としてしか思っていないんだ。そうすると、それを扱う人たちも同じなのよ。農作物が届いても、「食べものが来たぞ」っていわないからね。「商品が来たぞ」っていうんだから。商品だから、1円の差で儲かるんだからね。物流は、それで儲けるんだ。

食べるほうも生産者を知らないから、わがままになる。あれがほしい、これがほしいってね。現場を知らないからわがままになる。これらは合理化の中ではじまったんだよね。産業革命以来、ヨーロッパから伝来してきた合理主義。戦後の日本も、合理化はできたんだよ。あなたはつくる人、あなたは運ぶ人、あなたは食べる人、ってね。合理化して、社会としてはやりたいことがやれるようになったわけだけど、そこに人々の意思疎通がないから、それぞれが苦しみを生むようになってしまった。

28歳になったころ、もう、結論は出ていたの。女房と子どもふたりを連れて、この農業はやめてここを出るぞって。だってここにいる限りは汚れた自分でいるしかないわけだから。

そんなとき、ある日、ひとりの先生が訪ねてきた。そして無肥料、無農薬でつくる自然農法の話をしてくれたんだ。「いいですか。家にあがらせてもらえますか」っていって黒板を使って、自然農法の理念を説きはじめたんだ。当時は半信半疑だよね。「肥料や農薬をやったってまともに作物ができないのに」って到底信じられなかった。最初は、はすに構えてたよ。でも、聞いているうちに、「あんた、すごいこというねぇ! これから、この考えかたは、若者にモテるぞ、あんた」って先生にいったよ。

農業だけで人が救える? これは、やってみる価値があるんじゃないかと思った。これまでやってきた農業の技術は生きるし、「自然」の見かたを変えればいいだけだったからね。この汚れた現状を変えられるのはこれしかないだろうって。この純粋なものでやるしかないって、そう思ったんだよね。

高橋博(たかはし・ひろし)

1950年千葉県生まれ。自然栽培全国普及会会長。自然農法成田生産組合技術開発部部長。1978年より、自然栽培をスタート。現在、千葉県富里市で9000坪の畑にて自然栽培で作物を育てている。自然栽培についての勉強会を開催するほか、国内外で、自然栽培の普及を精力的に努めている。高橋さんの野菜は、「ナチュラル・ハーモニーの宅配」にて買うことができる。
http://www.naturalharmony.co.jp/takuhai/

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【参加者募集】新米を食べる会 2017 のご案内です

こんにちは。
マーマーな農家サイトボランティアスタッフ
ライターの はたのかずえ です。

 

hatano

 

今日は、山梨でお米づくりをしている
ひだまりさんのイベントをご紹介いたします。

 

ひだまりさんは、以前にご成婚レポート
ご紹介した広瀬ご夫婦の主催で、
ことしで6年目になる田んぼで稲作をされています。

 

山梨GWリトリート51

 

「農林48号」(通称:ヨンパチ)という品種のお米を
ことしはじめてつくられたそうです。

 

このお米、
魚沼産コシヒカリに匹敵するほどの高い評価を得ている
お米なんだだそうですよ!

 

そんな魅力たっぷりのお米を
みんなで味わう小さな収穫祭「新米を食べる会」を
今年も企画されたそうです。

 

◎炊き立ての新米と、持ち寄りのお惣菜でのご飯会

 

◎山梨に移住してお仕事の傍らお米づくりをしているゲストを招いてのお話会

 

◎お庭ハンモック

 

と読むだけでわくわくしてきますね!

 

 

事前申込制とのことなので
興味ある方は、下記をご確認の上、お申し込みくださいませ。

 

 

 

≪新米を食べる会&暮らしの田んぼお話会≫

 

■とき
2017年10月21日(土) 11:00~15:00(17:00ごろまで会場は開けてあります)

 

■ところ
山梨県甲州市竹森 広瀬宅(ご参加の方には詳細お伝えします)

 

■参加費
500円(小学生以下無料)

 

■持ち物
お惣菜一品、マイ食器(箸、お皿(ごはん、味噌汁、おかず用)、コップ)

 

■スケジュール
11:00~12:00 新米を炊く
12:00~13:30 新米を食べる会
13:30~14:30 暮らしの田んぼのお話会
14:30~   歓談 自由解散

 

■申し込み
お名前、人数、交通手段を明記の上、
hidamari8787〇gmail.com[〇を@に変更]までお申し込みください。

 

 

イベントの詳しい内容や
昨年の様子などは
ひだまりさんのHPでご確認くださいね。

 

収穫の秋、すてきな廣瀬ご夫婦といっしょに
おいしいお米を囲んで楽しい時間をどうぞ。

 

 

はたのかずえでした♪

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マーマーなリレーエッセイより/#23 五十嵐武志さん、ひろこさん(50noen) 第3回

みなさん、こんにちは!
マーマーな農家サイト ボランティアスタッフのなかむらです。

 

nakamura

 

編集部の田んぼも、先日稲刈りが行われたようです!

さすが、チームワークもばっちり。

 

わたしも週末に50noenさんの田んぼへ稲刈りのお手伝いに行ってきました。

 

小雨の降る中でしたが、
みなさんもくもくと稲と向き合っていました。

 

そう、ただただうれしい。

 

実感してまいりました!

 

マーマーなリレーエッセイ、
つに最終回です。

 

それではどうぞ!

 

 

******************

 

 

#23 五十嵐武志さん、ひろこさん(50noen) 第3回

 

うつくしい景色をつくるために

 

最終回の第3回は、

エムエム・ブックスが今年から田んぼをはじめた理由、

田んぼに携わるときのこころ持ちなどを、

「田んぼには宇宙の縮図が映されている」という

五十嵐武志さんと

「田んぼはあそび」という

服部福太郎(エムエム・ブックス代表)が語ります。

稲の本来の姿を見ていれば、

人間がどう関わっていけばいいかがわかるという

五十嵐夫妻のお話、

どうぞ、お楽しみください。

 

 

田んぼも会社も「あそび場」

 

H 今回、田植えをする前に、具体的に、どのような準備を行ったのですか?  主に作業をしたのは、福太郎さんと、武志さん、と聞いていますが。

 

武 まず枠みたいな、あぜをつくりました。その後、水の環境を確認して、水が出るようになったらある程度耕して、水を入れました。

 

み 福太郎さんは、どれくらい耕したんですか?

 

福太郎(以下、福) 耕運機で3回ぐらいです。

 

K ならしていると、土が固いところとやわらかいところとあるのがわかりますね。

 

武 1年目ですからね。来年になったら、ほとんど固くなると思います。

 

福 土に触れながら、その違いを感じるのもいいです。実際にやってみると、あ、ここ固いな、とか。

 

み 福太郎さんが、田んぼをやるといいはじめたのだけれど、福太郎さん自身は何が見たいですか? どういう田んぼにしたいのか、ぜひ目標を聞かせてください。

 

福 最初は、単純にお米をつくれればいいなと思ったのですが、武志さんとやっているうちに、これは「あそび」だなと思うようになっていました。その「あそび」の中にすべて含まれています。気づきがたくさんあるんです。

何より昨日と今日、みんなで田んぼの作業…地ならしと田植え……ができてすごくよかったし、お米が何俵とれるとかより、自分にとって、心地のいい場所であり続けるようにしたいなと思っています。うつくしい景色が見たい、つくりたい。これが僕の目的かな。

そんなあそびの場でやる「あそび」のルールを武志さんに教わっているところです。だから収量というより、ぼくの好きな田んぼをつくり続けることが重要かなと思っています。

 

み 福太郎さんがいいなと思う田んぼのイメージはありますか?

 

福 やっぱり生物の楽園です! メダカとか、カエルがたくさんいて、人も集まって……。

 

K 福太郎さんの目標は、田んぼを純粋にたのしむということなのかもしれないですね。

 

福 はい。それが実現できるものだと思っています。例えば、今、武志さんのところは7俵とれてしまっているけれど、3俵に戻すことも可能なんですよね?

 

武 可能ですよ。

 

福 それができるようでありたいと思っています。どんどんとれてしまったときに、自分の心地いいところに戻せるようにしたいんです。でも、今はじめて間もないけれど、いろいろと生物のパワーバランスがあったり、今後、みんなからもっととれるようにしようという意見が出てくるかもしれないし、とらざるを得なくなってしまうかもしれないし、全然とれないかもしれないし、もっと見た目をきれいにしろということになるかもしれない……。それぞれの状況で、最善の状態でありたいと思っています。

 

武 それも可能ですよ。

 

福 すごい! そういうことができるほど確立された方法だし、確実に収量をあげられるのが、とてもすぐれていると思います。今回、武志さんに教えていただき、実践できて本当によかったと思っています!

 

み 武志さんと福太郎さんのベースがすごく合致していますねえ。

 

福 うん、すごく合致しています。武志さんも、たのしいのが一番ですよ、といってくれるし、欲がダメにしてしまうという話をよくするのですが、よくわかるんです。どんな事柄でもそうで。会社経営も同じだと思っています。

 

み わたしたちの会社って、実は、もうずっとお金の目標がないんです。前年比、とかも基本存在しない会社で……。むやみやたらに拡大しないようにも気を配っています。それよりも、働いている人自身の暮らしの質をどうするか、それにはもちろん経済的なこともあるけれど、同時に、もっと人間全体の気づきとか、そういったことを深めていくのにはどうしたらいいかが目標になっている。

 

福 でも、農家さんは、食べていくために必要な場合もありますよね。たとえば、3俵が6.5俵から8俵が必要となっていったように。会社もたとえば、規模を維持するためには8俵必要だったりする部分もあるんです。それを3俵に戻して、みんながたのしくやれる方法があるかなと考えたりしています。

 

み いやあ、田んぼづくり、気づきがたくさんありますね。

 

福 それもおもしろいなと思っています。6.5俵が絶対に必要というのも、会社でいう6.5俵とはどのくらいの数字になるのかなあ、どんな状況なのかなということを、この田んぼでただ過ごしているだけで、いろいろな気づきがあります。

 

み 田んぼは、実は、福太郎さんの経営戦略の場でもあるわけだ。すぐれた経営者の人は、宇宙や自然のバランスを全部わかっていると思うんですよね。利益だけを追求しすぎると失敗することとか……。みんながたのしい場所をつくったり、田んぼでいえば、うつくしい環境にすることが、最終的にはみんなのしあわせのしあわせにつながり、必要なだけの収益がちゃんとあるということを。本当はみんな、気づいていますよね。でも、やりすぎてしまって、時にブラック企業になってしまったり、お金はあるけれどしあわせではなかったり、利益に振り回されたり、といろいろな偏りができるような気がします。

 

 

稲本来の姿からみえる宇宙

 

武 ぼくたちも、「不耕起」や「冬に水を張る」ことなどを求められるのですが、そうではないと常々思います。ぼく自身は米を見たいと思っているし、育てるみなさんにも、米をしっかり見てもらいたいと思っているんです。何をどういうふうに加えたら、どう変わるか、とか、それは加えた人にしかわからないことで、関わっているその人しかできないことだから。扇型の穂が見たいなら、一本植え、収量を多めにとりたいなら3本植えとか、本当に、手を加えるだけなんですよね。

 

ひ 稲の生理生態そのものというか、稲の本来の姿があるんですよね。本当は自然にそうなれるんです。

 

武 そう、自然に。それは「◎◎方式」とかではない世界なんです。

 

ひ 稲本来の姿を見たことがある人は少ないと思います。人間が手を加えた、作物としての稲や、ごはんの状態でしか見たことがないとか。でも、本来は稲も植物の仲間であり、人間と同じ生きものの仲間なんです。その、生きものとしての姿を見てほしいんですよね。一度、本来の姿を見たら、きっと、「これが自然の形」ということがわかると思います。

 

武 岩澤方式の5.5苗の一本植えと、慣行の苗の一本植えは、たぶん育ち方がちがってくるんです。それを「なぜ?」と思えるといいと思います。肥料が少ないのか多いのか、耕したのか耕していないのか、自分で違いがわかってきます。教科書に載っているような論理ではなく、自分で見てわかることなんですよね。とてもシンプルなんです。

 

A 昨年はじめて、いろいろな田んぼや稲を見て、わたしにとっては本当に新鮮だったのですが、稲があまりよくないところ、いいところというのは、素人目にもよくわかります。あの違いはなんだろうと思いました。水、日、それと、手をかけている人の気持ちかなと。

 

武 それと、場所もありますね。水の量や、日当たりや、田んぼが斜めになっていたり、そういうものも関係します。

 

み 同じ場所でも、昨年はすごくよかったけれど、今年はよくなかったというように、年によって違うこともあるんですか?

 

武 そんなに差はありません。ただ、ひ弱な苗を使って、化学肥料を使ってやっていたら、天候にも左右されやすくなります。岩澤方式のように、成苗を使って耕さないでやれば、そんなに差は出てきません。

 

ひ 手のかけかたが、稲本来の姿になるためのサポートならいいのですが、頭で考えて手をかけすぎると、過保護な感じがしてしまいます。

 

武 あと、土は長年いじらなければいいのに、見ているといろいろ、自家製の有機物とか堆肥とかを入れたがるんです。入れてしまうと、本当に生きもの全体のバランスが悪くなっていきます。

 

み ほったらかしの土のほうが調子がいいということですよね。

 

武 植えたあとに、稲が全部こたえてくれるんです。

 

み その土が、どういう土だったかがわかる……。稲は正直ですねえ。

 

N 武志さんは、稲から、その声みたいなものを、教えてもらえるんですか?

 

武 教えてもらえるというか、感じるというか。でも、実は、正直、稲は見ていないんです。それよりも生きものや周りを見ています。

 

み 田んぼ全体を、田んぼという宇宙を見ているんですね。

 

武 そう。稲は、全体の一部だから、なんとなく見ています。

 

み ピアノでたとえるなら、曲の全体を見ているのと一緒ですね。1音1音ではなく、曲全体を見ているということですね。

 

武 あとは、田植えが終わってからは田んぼの中に絶対に入らないんです。そうすると、ゲームと一緒で、レアキャラならぬレアな雑草と生きものが出てきたりするんです! 絶滅危惧種レベルに指定されている草が出てくるから、すごくテンションが上がるんです!!

 

全員 (笑)

 

T それは、種が地中に残っていたということですか?

 

武 そうですね、やはり地中に残っているから、環境が整ってくると出てくることができる。

 

み でも、ひょっとしたら田んぼの神さまも絶滅危惧種が出てくると、驚いたり、喜んだりしているのかな……。

 

武 草にしても、生きものにしても、レアなものはそうだと思います。あと、噂では聞いていたけれど、やっと出てきたか、というものとか。

 

み 何年目かに……、それは感動しそう。

 

武 たのしいですよ。うつくしい生態系をつくることができれば、稲が育つのは、実はもうわかりきっているから。

 

み 神さまですね。神さまはきっと、できることはわかっているんですよね。人間が勝手に焦るだけで。

 

武 でも、収穫間際になると、みんなにお米を渡さなければいけないから、あたふたあたふたしますよ。

 

ひ 自然の法則も知っているけれど、人間として生まれてきているから、そういう人間的な苦悩もある。

 

武 あと、契約では借りている土地の地主さんにお米を返さなければいけなくて、渡すと、すっごく笑顔を見せてくれるんです。それがとてもたのしみなんです。

 

ひ 教室で生徒さんと分配するから、全然ないとやっぱりさみしいし、渡したいという気持ちはもちろんありますね。

 

 

その土地土地のお米の味ができる

 

H お米の味はどうですか? 味に対してのアプローチというか、お米の味をどういう評価として考えているのか。

 

武 味は土によりますね。あとは好みです。たとえば、同じコシヒカリをつくっても、ぼくたちの田んぼのほうが、ねばねばした甘いお米になって、エムエム・ブックスのほうは、もう少しさっぱりすると思います。

 

H まだできていないのに、わかるんですね!

 

全員 へえ〜!

 

み コントロールしないということですよね。ここでねばねばしたお米を食べようとしないということなのかも。さっぱりしたお米を、受け取っていただく、と。

 

H 味について、目標はあるんですか?

 

武 味を求めるのであれば、粒の大きさをそろえます。そうすると食べたときに、その土地の本来の味が食べられますから。粒の大きさがばらばらだと、炊いていてわかると思うのですが、水を含みすぎたり、硬くなったりします。同じ大きさで整えることによって、食味がよくなります。

 

H 根本的な考え方としては、目標がこういう味ということではなくて、できたものが、その田んぼの稲の味で、それをたのしみましょうということですね。

 

武 そうですね。

 

H もう1つ、質問です。武志さんのところの、田んぼの周囲の環境は、田んぼとのバランスでどこまで考えてやっているんですか? まわりの環境ありきの田んぼだと思うのですが……。

 

武 それは本当に時と場合によるんですよね。たとえば、お米にとって一番厄介なのが、穂が出たときにカメムシ(いわゆる害虫)がやってきて、カメムシがつくと味がなくなるんです。その場合は、雑草を刈る時期や、雑草の高さをまばらにして、穂を雑草で防ぐようにして、害虫が田んぼに入らないようにしたりして、対処します。

 

ひ 注意が必要なのは、本当に、まるでほったらかしにしてもいいか、ということですよね。そういうことでもないんです。

 

武 やっぱり、草はぼうぼうにしないように、周りの草を刈ったり。でも、虫の種類によっては刈らなかったり。

 

H それは経験を積めばわかりますか?

 

ひ 1、2年観察をしていくと、わかってくると思います。虫や生きものは、秩序や一定の法則のようなものがあって、毎年同じ動きをします。だけど、一部分だけ何かがおかしくなって崩れてしまうと、全体が崩れたりします。毎年見ていると、だんだんわかってくるかもしれないですね。

あと、いろいろな田んぼに行くのもたのしいですよ。稲の花もぜひ、見てほしい! すごく短い期間で花が咲くんです!

 

武 7月10日くらいの朝に咲きますよ。

 

H 稲の花の受粉はミツバチがやるんですか?

 

武 風で揺れて、自分で受粉します。それを意図的にやって、交配させてコシヒカリができたんです。

 

ひ 田んぼをはじめるにあたって、肥料を使わないとか、こういうマニュアル通りにしないといけないと思いすぎると苦しいので、その時の自分に見合ったやり方で、最初から完璧を求めないというのも大切だと思います。肥料を入れる、田んぼを耕す、そういう場合もあると思います。臨機応変にやれるといいですね。

 

 

#21 五十嵐武志さん、ひろこさん(50noen) 第1回

 

#22 五十嵐武志さん、ひろこさん(50noen) 第2回

 

 

50noen-photo-e1503468329357

 

50noen | ごじゅうのえん

五十嵐武志・ひろこ

千葉県南房総市で、「自然の美しい秩序を見ることができる田んぼづくり」、「イネ本来の生理生態を活かしたお米づくり」をしている。土を耕したり、イネの生長に必要な肥料分を担っているのは田んぼに棲む生きものたち。「生きものを観察してフィールドを用意することがわたしたちの役割」と考え、「冬期湛水不耕起移植栽培」の第一人者、岩澤信夫先生から学んだ栽培法をベースに、五十嵐武志が10年以上「耕さない田んぼ」でお米づくりと向き合って培ってきた生き物・雑草・イネ・田んぼの観方とお米のつくり方をお伝えしている

Web

 

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【9月16日(土)・10月1日(日)・14日(土)】いじり隊募集/三鷹オーガニック農園さん 

みなさま こんにちは!

 

kobayashi

 

マーマーな農家サイト ボランティアスタッフ
小林加代です。

 

 

 

夏と冬の間にあるもの・・・

 

すこし、こころさみしくなるもの・・・

 

 

 

 

それは・・・秋!!!

 

 

まあ、味覚の秋ともいいますけれどね! にっこり!

 

 

 

 

 

さて! 
「いじり隊」募集開始です!

 

 

○いじり隊とは…

 

土に触れたい人
農に興味があるけれど何からはじめていいかわからない人
からだを動かして気持ちいい汗を流したい人
ボランティアに興味がある人

 

そんな方々と一緒に、農家さんのお手伝いをする会です。

 

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎

 

⭐︎「第36・37・38回 いじり隊」⭐︎

 

◎日時:9月16日(土曜日)10:00~17:00 
10月1日(日曜日)10:00~17:00
10月14日(土曜日)10:00~17:00

 

◎時間:

A:1日参加できる方(10時~17時)
B:午後だけ参加できる方(12~14時の間にお越しください)

 

◎場所:三鷹オーガニック農園

〒181-0012
東京都三鷹市上連雀9-18-12 トレーラーハウス内事務所
くわしいアクセスはこちら

【いじり隊参加希望の方へ】三鷹オーガニック農園への行き方

 

◎参加費:ドネーション

ドネーションとは「寄付、寄贈」という意味です。マーマーな農家サイトは、みなさまにいただいたドネーションで運営しています。お気持ちに見合う金額をドネーションしていただければさいわいです)

◎定員:10名程度 (定員になり次第〆切とさせていただきます)
◎服装や持ち物:動きやすい服装・帽子・長靴・汗をかいた時用に着替えのシャツ・軍手・タオル・飲み物・マグカップ(お茶を飲むためのもの)・虫除け

※陽が落ちると特に寒いので暖かい服でおいでください

◎申込方法:下記要項を記載のうえ、こちらまでメールにてご連絡ください。(メールで返信いたします)

 

 

件名:いじり隊 9月16日 10月1日 10月14日参加希望   お名前(フルネームでお願いいたします)

本文:

1、お名前
2、ふりがな
3、電話番号
4、メールアドレス
5、生年月日
6、郵便番号
7、ご住所
8、交通手段
9、参加希望時間(AorB、Bの場合は到着時間)
10、ワークショップ希望有無(呼吸)
11、ランチご希望メニュー(要予約)
12、ご参加のきっかけなど、農家サイトへひとこと(何でも結構です)

 

 

 

≪当日のスケジュール≫

 

10時~12時頃 農作業

 

12~15時 シエスタ
ランチタイム(有料メニューは要予約)
呼吸教室(要予約:参加費1,000円)
農家サイトミニリアルショップ予定

 

15~17時 農作業
片付け
農主かねこさんのお話

 

 

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎

 

 

1日作業していただいた方には

かねこシェフのまかないランチ(無料)がつきます!

 

 

他にも、人気の農園レストランでは…

 

◯「具だくさん冷やし中華」700円
◯「ベジラーメン」500円
◯「スパゲッティーナポリタン」500円
◯「農園特製焼きそば」500円

 

 

まかないランチを、有料メニューに変更ご希望の方には
300円引きで対応してくださるそうです!

 

今回は、10月14日のみ農園レストラン開店します!
その他の日は、お弁当持参でお願いいたします。

 

 

 

シエスタタイムには、
スタッフ小林の「呼吸教室」を行います。

 

マーマーガールにはおなじみの加藤メソッド。
土の上で行う呼吸は、格別です。
自然、宇宙のエネルギーをダイレクトに感じ
こころのブロックも外しやすくなります。
すべてを吐き出して、解放しましょう!

 

 

✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎

 

 

収穫の秋に向けて・・・畑はいろいろやることたくさん!
みなさまのお力が必要です!
どうぞよろしくお願いもうしあげます!

 

ご参加をこころよりお待ちしておりま〜す♪

 

 

マーマーな農家サイト
小林加代でした!

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